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名古屋市西区 横田光弘税理士事務所 名古屋の財務会計経営相談
「悪たぬき社長、厚生省からお電話です。」
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2006年 8月 26日

税理士一の永ちゃんファン、名古屋の横田です。



社員   「悪たぬき社長、お電話です。」

悪たぬき 「誰?」

社員  「それが、厚生省と言っていますが。」

悪たぬき 「えっ、なんだろう? はい、悪たぬきですが。」

??? 「私厚生省の吉本と申します。先週の水曜日、悪たぬきさんは花月病院で人間ドツ

       グに入られたと思いますが、間違いないですね。」
 
悪たぬき 「はい、それが何か?」

???  「その際に受けられた血液検査の結果が私共の方に回ってまいりまして、慎重に

      慎重を重ねよく精査した結果・・・・・・・・」

悪たぬき  「は、はい。」 

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???  「あなたの血液が厚生大臣賞に選ばれました!」

悪たぬき 「はあ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


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??? 「はははは、何が「はあ」や。 しっかりせいや。俺や俺。」

悪たぬき 「あっ、その声はシン兄貴。」

シン兄貴 「やっとわかったか。お前、途中から頭真っ白だったやろ?」

悪たぬき 「はい。そりゃあ厚生省からって言われたら、誰でもビビリますよ。」

シン兄貴 「どうして厚生省だと断定できるんや?」

悪たぬき 「だって、そう名乗ったじゃないですか。」

シン兄貴 「あほ!名乗ったからと言って必ずそうだとは限らんやろ。」

悪たぬき 「それに、内容があまりにもタイムリーで深刻すぎたから。」

シン兄貴 「おう、そこがミソや。」

悪たぬき 「えっ?」

シン兄貴 「お前、少し前にオレオレ詐欺にひっかかっとるやろ。」

悪たぬき 「はい、雑損控除の対象にならずに税金が少なくならんかったやつですね。」

シン兄貴 「その時と今のアレは手口が同じなんやで。」

悪たぬき 「はあ。」

シン兄貴 「まず、オレオレ詐欺も今のアレも、お前のことを慎重かつ正確に調べ上げとる

      んや。それで電話の信用度は高まるからな。」

      それから、両方とも最初に相手を徹底的に動揺さすところから始めるんや。

      交通事故、会社倒産、医療ミス・・・・・・・そして俺がやったのは病気や。

      お前、何か悪い病気じゃないか、とビビったんやろ。」

悪たぬき 「はい。」

シン兄貴 「結局、相手を信じさせ、おもいっきり動揺させるのが目的で、そうさせたら

       もう後はちょろいで。何でも言うことを聞くやろな。

      さっきも、もし俺が本気なら、あの後お前から金を出させるのも間違いなしや。

      何とでも口実を作ってな。 

       オレオレの時も、現金を振り込んだやろ。

悪たぬき 「はい、そうでした。」

シン兄貴 「でもな、仮にそれが本当のことだったとしても、振込みで済むことなんて

       あり得ないんやで。そんな簡単なもんとちゃうやろ。

       しかし、最初にビビらされてるから、冷静さを失っていて、まともに考えられないん

       や。

       いいかよく聞けよ、相手が初めての奴の場合は、最初から手離しで信用し

       てはダメや。 常に冷静になって相手を見極めろ。

       そして、簡単に即決すなや。

       相手はわけがわからない状況を作り上げ不安をあおり、金を出させるんや。

       しっかりせんと、せっかく会社で成功しても、とろいところで財産を失う羽目にな

       るで。」

悪たぬき  「はい、わかりました。肝に銘じます。」

シン兄貴  「 また、しばらくしたら、俺が大丈夫かチェックしたるわな。」

悪たぬき 「怖いなあ、シン兄貴は半端じゃないときがあるから。」



ここ数年、本当に詐欺事件が多く発生しています。

最近、私が気になるのはネット上の詐欺です。

特に、「情報起業家」と言われている人たちには要注意です。

本屋さんで売っているようなマニュアル本等を簡単にまとめただけのものを、いかにも

スゴイ新発想の商品のように装っているケースがあります。

しかも、それらは高額なものが多いです。(それが、また価値あるものだと思わせる)

そして、内容よりもむしろ宣伝文句に力を入れています。

半端じゃなく。

あの「体験談」というやつも、いかにもあやしい。(業者同士が褒め合っていたり、他にも

裏があることが多い)

正確には、それなりに内容に合う商品を送っているので詐欺事件にはなりにくいでしょう。

額も訴えるには、少額だし。

しかし、あの誇大広告で人をその気にさせて買わせる手口は、私は立派な詐欺だと思います。

商売とはこのようにゲリラ的に行うものではありません。

商売とは少しずつ少しずつ信用を積み重ね、純粋に努力し長い期間にわたって地道に

行われるべきものだ、と私は思います。


もちろん、全て悪質なものということではありません。

真面目にやっている方も大勢いらっしゃるので誤解のありませんように。



今日、仕事の帰りに本屋さんに寄りました。

例によって、いつ読めるか分からないのに5冊購入。

そこはCD屋さんも併設されている所でしたので、娘にもDVDをお土産として買いました。

「不思議の国のアリス」。

家に帰り、DVDを渡した瞬間、満面の笑みの娘。

でも、開けたらがっかり。

もう、すでに持っているものでした。

それでも、「うれしかったよ。」と娘は言ってくれ、しかも早速それを観てくれました。

ダメな父親を気遣う娘を見ていると、涙が出そうでした。



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by bigbeat-yokota | 2006-08-26 21:03
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事業経営者の良きパートナーである税理士・横田が、「矢沢永吉はなぜBIGになれたのか?」等楽しく、おもしろく、そして経営に役に立つ話をします。
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