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名古屋市西区 横田光弘税理士事務所 名古屋の財務会計経営相談
2006年 07月 15日 ( 1 )
永ちゃんグッズと棚卸資産の評価損
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2006年 7月 15日

税理士一の永ちゃんファン、名古屋の横田です。


在庫(棚卸資産)について、次のように思い込んでいる経営者がまれにいます。

「景気が悪いと在庫が増えるから、在庫を減らせば赤字も消える(利益が出る)」

すなわち、在庫を減らせば資金繰りが楽になって利払いを減らすことができ、合わせて

倉庫料などの諸費用を削減できるので、利益が増加する、と判断しているわけです。

しかし、この経営的判断と会計上の理屈は正反対です。


在庫が増える → 売上原価が減る → 利益が増える

在庫が減る → 売上原価が増える → 利益が減る

この流れをしっかりおさえておかないと、会社の経営的判断を誤ってしまいます。


この在庫金額は利益調節に利用されることが多いです。

いうまでもなく、決算金額をコントロールするために在庫を調節するのは違法です。

特に、在庫金額を過少計上して所得金額を減少させる行為は「脱税」になります。

このような脱税のための在庫落しは、けっしてやってはいけません。

しかし、在庫を落せば必ず脱税になるわけではありません。

適法に在庫を落す方法、すなわち、節税のために在庫金額を落す方法があるのです。


それは、棚卸資産の評価損の計上です。

棚卸資産は原則として取得価額を基に計算します。

しかし、破損、型崩れ、たなざらし、品質変化などがあり、通常の方法によって販売すること

ができなくなった商品については、「決算期末時点での処分可能金額」で評価することが

できます。

(その他、季節商品で売れ残ったもの等々)

勝手に評価を下げるのは脱税です。

さらに、棚卸資産の時価が単に物価変動、過剰生産、等の事情によって低下した場合でも

評価損の計上は認められません。

しかし、これら特別の事由がある棚卸資産の評価を落すのは節税なのです。

覚えておいて、1円でも余分な税金を払わないようにしましょう!。



永ちゃんのコンサ-トツアーで売られているグッズ(タオル、トランボ等)。

ツアータイトルや年が入ったものは、翌年になれば「季節商品で売れ残ったもの」として、

棚卸資産の評価損の計上ができるでしょうか?

ポイントは今後通常の方法により販売することができるかどうかです。

私がこの会社の顧問税理士ならば、積極的に評価損を計上して、少しでも納税額を減らす

ことを考えるでしょう。

でも、一永ちゃんファンの心情としては、今後通常の価額では販売することができない売れ

残りという、レッテルを永ちゃんグッズに貼りたくはありません。

こうなったら、私が全て買取りましょうか。(笑)




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by bigbeat-yokota | 2006-07-15 22:09



事業経営者の良きパートナーである税理士・横田が、「矢沢永吉はなぜBIGになれたのか?」等楽しく、おもしろく、そして経営に役に立つ話をします。
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